夕暮れ時、乗ったらあかんテーブルの上の新聞の上から
台所を見つめ続けるはち。
もうそろそろごはんくれてもええんちゃうん〜〜。
あっちいったり、こっちいったり、
たまににゃ~とか言いつつ、何度も往復してアピールしてはるわ。
なー、おなかすいてるねんけどぉ。
ちょっとー、なんかええにおいするねんけどーー。
あ、冷蔵庫、あけた!
母ちゃん、なんかええにおいするもん持ってるわー。
なーなー、それちょうだい〜〜。
ごめんなぁー、はっちゃん、これは私らの晩ごはんの材料やねん。
はっちゃんのは、まだやからなーーーー。
もうちょっと待っといてーー。